地図 - ラピッズ郡 (ルイジアナ州) (Rapides Parish)

ラピッズ郡 (Rapides Parish)
ラピッズ郡(ラピッズぐん、)は、アメリカ合衆国ルイジアナ州の中央部北西に位置する郡である. 2010年国勢調査での人口は131,613人であり、2000年の126,337人から4.2%増加した. 陸地面積では州内最大の郡である. 郡庁所在地は国勢調査指定地域のアレクサンドリア(人口47,723人 )であり、同郡で人口最大の町でもある.

ラピッズ郡はアレクサンドリア大都市圏に属している. 郡名の "Rapides" はフランス語であり、英語の "rapids" (急流)である.

1763年、現在のラピッズ郡となった地域は、カーレレック総督の許可を得たアパラチー族インディアンが新しく住む所となった. アパラチー族は現在のフロリダ州レオン郡から、イギリスとその同盟インディアンであるクリーク族から逃げてきていた. その子孫の多くが現在のナケテシュ郡に残っている.

最初のフランス人開拓者はビンセント・ポリーであり、1764年7月にナケテシュの軍政府長官から小さな土地の特許を受けていた. 1776年12月にはオーブリーとフォーコールトの許可でニコラス・エティエンヌ・マラフレー・レイサードが到着し、ラピッズの松林に船のためのタール工場を設立した. レイサードは後にラピッズ郡の初代市民指揮官に指名された. 1760年代、この地域はナケテシュ郡に従属していた.

1790年代、アレクサンダー・フルトンがラピッズ郡の中にスペインの土地特許を取得し、1805年には将来のアレクサンドリアの町の区画を引いた. ラピッズ郡は1807年にオーリンズ準州政府によって設立された.

北軍がアレクサンドリアを占領していた1863年4月1日、郡内の住民投票が行われ、暫定州憲法制定会議に送る代議員を選んだ. 北軍のナサニエル・バンクス少将に拠れば、この選挙はアレクサンドリアで「ラピッズ郡民の要請で行われた. 軍人は誰もこの件に干渉せず、関わらなかった. 忠実な市民に全てが任された」とされている. この投票は北軍が占領した地域によって日程が異なっていた. ニューオーリンズでは3月28日に行われた. マークスビルとグランドエコールがその後に続いた. 歴史家のジョン・D・ウィンターズに拠れば、「これら選挙のどれも北軍のレッド川方面作戦を遅らせなかったし、その結果に物理的影響を与えるものではなかった」としている.

 
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